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赤坂氷川神社の魅力に迫る!歴史と神話に彩られた縁結び&厄除けの神域



東京都港区赤坂にある赤坂氷川神社は、歴史と伝統に彩られた神社です。この神社には、由緒あるご祭神や神話、年間を通じた様々な行事や催しがあり、境内には社殿や四季折々の草花など見所も多数あります。赤坂氷川神社の魅力を余すことなく紹介するブログをご覧ください。

1. 歴史と由来

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赤坂氷川神社は、東京都港区赤坂に位置する神社で、紀州徳川家によって創建されました。この神社は、天暦5年(951年)に蓮林僧正によって建てられ、氷川明神を祀ることから始まりました。当時の一ツ木村(現在の赤坂4丁目付近)に社殿が建てられたのです。

江戸時代の享保元年(1716年)、紀州徳川家の吉宗公が8代将軍に就任し、赤坂の中屋敷に氷川神社の信仰が高まりました。吉宗公は水野忠之に社殿の移設を命じました。氷川神社は15年後の1730年に現在の場所に遷座され、吉宗公自身も参拝しました。

氷川神社は厄除けや縁結びの鎮守神として崇められるようになり、歴代将軍からも朱印状が授与されました。現在の社殿は1730年の遷座時に建てられ、東京都の有形文化財に指定されています。この社殿は安政の大地震や関東大震災、東京大空襲などの災害を免れ、貴重な建築様式を現代に伝えています。

赤坂氷川神社には、江戸時代の年号が刻まれた石碑や灯籠、推定樹齢400年の大銀杏など、多くの歴史的な遺産が残されています。

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【ポイント】

  • 赤坂氷川神社は紀州徳川家によって創建され、天暦5年(951年)に建てられました。

  • 吉宗公が8代将軍に就任し、氷川神社の信仰が高まり、社殿の移設が命じられました。

  • 現在の社殿は1730年に建てられ、歴史的な価値と建築様式を伝えています。

  • 氷川神社には、江戸時代の年号が刻まれた石碑や灯籠、大銀杏など多くの遺産があります。

2. 御祭神と伝説

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赤坂氷川神社は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)という3柱の神様をお祀りしています。

祭神のご紹介

  1. 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
    素盞嗚尊は、ヤマタノオロチの生贄にされそうになる奇稲田姫命を救った神様です。彼は櫛に姿を変え、ヤマタノオロチとの戦いに勝利しました。この神話から、素盞嗚尊は縁結びや厄除けの神として崇められています。

  2. 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
    奇稲田姫命は、素盞嗚尊と結ばれた女神です。彼女はヤマタノオロチを櫛に変えた素盞嗚尊とともに、人々の縁結びや家内安全のために祀られています。

  3. 大己貴命(おおなむぢのみこと)
    大己貴命は、日本神話に登場する神様で、大地や自然の力を象徴しています。彼は赤坂氷川神社において、商売繁盛や社運隆昌などのご利益を授けています。

神話と伝説

赤坂氷川神社には、素盞嗚尊と奇稲田姫命の神話が息づいています。それによれば、ヤマタノオロチという恐ろしい怪物が現れ、人々を脅かしていました。奇稲田姫命は生け贄として選ばれ、彼女を救うために素盞嗚尊が現れました。

素盞嗚尊は奇稲田姫命を救うために、自分を櫛に変えて彼女の髪に挿しました。そしてヤマタノオロチと戦い、見事に退治しました。この神話から、素盞嗚尊と奇稲田姫命は夫婦として崇められ、縁結びや家庭の安全を願う人々に厚い信仰を集めるようになりました。

赤坂氷川神社では、この神話に由来する儀式「御櫛預けの儀」が行われています。結婚式の際に、新婦が特別な櫛を新郎に預けることで、ふたりの絆が深まり、幸せな家庭を築くことを祈願します。

神話と伝説に包まれた赤坂氷川神社は、縁結びや厄除けの神として多くの人々に愛されています。ぜひ、あなたもこの神社を訪れて、そのご利益を受けてみてはいかがでしょうか。

参考画像

赤坂氷川神社の鳥居

赤坂氷川神社の社殿

3. アクセスと所在地

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赤坂氷川神社は東京都港区赤坂に位置しています。以下は、神社へのアクセス方法です。

交通手段

  • 赤坂駅(千代田線)から徒歩8分
  • 六本木駅(日比谷線・大江戸線)から徒歩8分
  • 六本木一丁目駅(南北線)から徒歩8分
  • 溜池山王駅(銀座線)から徒歩8分
  • アークヒルズ前(都バス)から徒歩8分

赤坂氷川神社へは、これらの駅やバス停から徒歩8分程度で行くことができます。

所在地情報

  • 住所:東京都港区赤坂6-10-12
  • 電話番号:03-3583-1935
  • FAX番号:03-6441-2118
  • E-mail:お問い合わせフォームよりお送りください

赤坂氷川神社は、赤坂通りの南側と六本木通りの北側に位置しています。必要な方は、上記の住所や連絡先をご利用ください。

4. 年間行事と催し

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赤坂氷川神社では、年間を通じてさまざまな行事や催しが行われています。以下にその一部をご紹介します。

歳日祭

元旦に行われる歳日祭は、新たな年の始まりを祝う祭りです。参拝客が増えるこの日は、神社全体が賑わいます。

初詣巡拝バス

年始には初詣巡拝バスが運行されます。バスに乗って近隣の有名な神社を巡拝しながら初詣を済ませることができます。

成人祭

成人の日には成人祭が行われます。新成人を祝福し、神社での成人式や祝宴が開催されます。

節分祭

2月3日に行われる節分祭では、豆まきや福豆の配布が行われます。悪いものを追い出し、幸運を迎えるための儀式です。

紀元祭

2月11日に行われる紀元祭は、日本の建国を祝う祭りです。神社では神事や奉納演奏が行われます。

祈年祭

2月17日に行われる祈年祭は、豊作を祈願する祭りです。農作物の神職への献納や神楽舞が行われます。

子供の日の祭り

5月5日に行われる子供の日の祭りでは、子供たちの成長と健康を祈る祭りです。神社ではこいのぼりや五月人形が飾られます。

御田植祭

5月の中旬に行われる御田植祭は、稲作の豊穣を祈る祭りです。神社の境内に田畑を作り、田植えの儀式が行われます。

西行稲荷祭

5月の下旬に行われる西行稲荷祭では、商売繁盛と安全を願う祭りです。神社の境内にはたくさんの狛犬が飾られます。

七五三祝祭

11月15日に行われる七五三祝祭は、子供たちの健やかな成長を祝う祭りです。神社での祈祷や参拝が行われます。

これらの行事や催しは、赤坂氷川神社に親しむ機会を提供してくれます。参加することで、日本の伝統行事や文化を体験することができます。是非、ご参加してみてください。

5. 見どころと隠れスポット

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赤坂氷川神社には、見どころや隠れスポットがたくさんあります。訪れる際には以下のポイントに注目してみてください。

5.1 歴史ある社殿

赤坂氷川神社の社殿は江戸時代に建立されたもので、東京都の有形文化財に指定されています。質素倹約の気風を表しつつも、雲形組物や吹寄せ垂木などの細やかな意匠が見所です。ぜひその建築美を堪能してみてください。

5.2 四季折々の草花

境内には四季折々の草花が彩りを添えています。春には桜が咲き乱れ、夏には色鮮やかな花々が咲き誇ります。秋には紅葉が美しく、冬には雪景色が広がります。自然の美しさを感じながら散策するのもおすすめです。

5.3 御櫛預けの儀

赤坂氷川神社ではオリジナルの儀式「御櫛預けの儀」が行われています。この儀式は、古くから女性の分身とされる櫛にまつわる神話に基づいています。櫛は特別な力を持っており、岩田家茂公によって将軍家との縁が深まったとされています。ふたりの契りを神様に誓うために、この特別な儀式に参加してみてください。

5.4 支度室のリニューアル

結婚式で使用される支度室や控室は、最近リニューアルされ、快適な空間になっています。挙式前や挙式後の準備や待ち時間に、落ち着いた雰囲気でリラックスすることができます。

5.5 幻想的な階段と鳥居

赤坂氷川神社の参道には幻想的な階段があり、その先にはキレイな鳥居が待っています。階段を降りながら九十本の鳥居をくぐると、不思議な気持ちになることでしょう。赤坂の喧噪から一瞬で離れ、静寂な空間に迷い込んだような感覚を味わえます。

これらの見どころや隠れスポットを巡ることで、より赤坂氷川神社の魅力を堪能することができるでしょう。興味のあるポイントから訪れてみてください。

まとめ

赤坂氷川神社は、豊かな歴史と伝統を持つ由緒ある神社です。祭神の神話や年間行事を通して、日本の文化と精神性を体感できます。歴史的建造物や四季折々の自然美を楽しみながら、縁結びや商売繁盛のご利益を受けることができるでしょう。神社の隠れスポットを探し歩くのも、神社の魅力に一層触れられる良い方法です。赤坂氷川神社を訪れれば、心が癒されるとともに、日本の伝統と現代が調和する素晴らしい空間が感じられるはずです。



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